ティートリー

ティートリー

オーストラリアやアジアに自生しているフトモモ科の高木です。ティートリーは利用範囲の広い精油で、免疫賦活作用や消炎、鎮痛作用があり、細菌、真菌、ウイルスに対する幅広い効力を持っているので、膀胱炎やカンジダ症の洗浄液に使われたり、インフルエンザなどの感染症の予防にも用いられます。皮膚や粘膜に対して刺激が少ないという特性があります。　

原産国のオーストラリアでは、ティートリーを配合した歯磨き粉やマウスウォッシュなどの製品や、歯科でも使用されることもあることから「歯科医の精油」とも言えます。

成分

テルピネン-4-オール（25%～40％）、シネオール-1・8 、シノン、ピネン、テルピネン（テルペン類）

注意点

敏感肌の方やアレルギーのある方、子供などは、皮膚を刺激することがありますので、
使用の際は少量で必ず注釈して下さい。

体内での働き

リフレッシュ効果

この精油は、とくにショックをうけたときに心をリフレッシュさせ、よみがえらせる力かあります。

免疫機能を強化

白血球を活性化させますので、あらゆる感染症に効果があります。（例：風邪、インフルエンザ、口辺ヘルペス、歯肉炎、カンジダ、膣炎、膀胱炎、水虫など）病気に対して回復力の遅い人や繰り返しかかる人に有益です。

殺菌消毒効果

強力な殺菌消毒効果があり、毒素を汗として排出します。また、X 線照射から体を保護してくれます。

肌に対する効果

膿のある感染症を起こした肌に有効です。
にきび、吹き出物、いぼ、おできなどに、綿棒の先で直接塗布すると効果があります。
ふけ症を改善します

参考文献
　